実績

これまでの助成先および研究内容は、以下の通りです。(肩書き、役職名は当時のものです)

2023年度助成者一覧(敬称略)-

1. 研究助成
加藤 さやか(かとう さやか)氏
国立病院機構 京都医療センター 臨床研究センター 内分泌代謝高血圧研究部 流動研究員
「肥満症における減量治療抵抗性に関連する遺伝素因の同定、ポリジェニックリスクスコア(PRS)の構築と精密医療の確立」

 

金 鉉基(きむ ひょんぎ)氏
医療基盤・健康・栄養研究所 特任研究員
「概日活動リズムの乱れと肥満との関連」

 

迫田 秀之(さこだ ひでゆき)氏
宮崎大学 医学部 医学科 生体制御医学研究講座 准教授
「肥満症治療による減量時の骨格筋と脂肪量測定の意義とヘパトカインの変動解析」

 

沢谷 洋平(さわや ようへい)氏
国際医療福祉大学 保健医療学部 理学療法学科 講師
「早期発見・早期予防を目指したロコモティブシンドロームに関与する身体組成の探索」

 

田中 都(たなか みやこ)氏
名古屋大学 環境医学研究所 分子代謝医学分野 講師
「体重リバウンドと脂肪組織healthy expansionの新たな分子機構の解明」 

 

時田 佳治(ときた よしはる)氏
群馬医療福祉大学 医療技術学部 医療技術学科 臨床検査学専攻 准教授
「血中分泌型VLDL受容体と肥満との関係-分泌型VLDL受容体濃度は肥満予防介入の効果指標となりうるのか-」

 

平池 勇雄(ひらいけ ゆうた)氏
東京大学 保健・健康推進本部 助教、東京大学卓越研究員
「エネルギー消費の促進に基づく肥満の治療を目指した研究-褐色脂肪細胞の鍵因子NFIAの機能解析からバイオバンクまで-」

 

安河内 友世(やすこうち ともよ)氏   
九州大学大学院 歯学研究院 OBT研究センター PI、准教授
「胎内栄養環境が規定する肥満感受性エピゲノムの証明」

2022年度助成者一覧(敬称略)-

1. 研究助成
安藤 貴史(あんどう たかふみ)氏
産業技術総合研究所 情報・人間工学領域 研究員
「日々の体重と食欲変化モデルで評価した食欲ホメオスタシス機能の個人差と中長期的な体重変化の関連」

 

池上 健太郎(いけうえ けんたろう)氏
国立病院機構 京都医療センター リハビリテーション科 理学療法士/臨床研究センター 内分泌代謝高血圧研究部 研究員
「肥満症・糖尿病におけるコグニティブフレイルの実態と適正体重・リスク因子の解明-効果的な早期評価系の確立-」

 

工藤 渉(くどう わたる)氏
千葉大学大学院医学研究院 小児外科 医員
「小児における体組成計測器および運動機能分析装置の検証~小児サルコペニア研究の基盤データ構築~」

 

澤田 実佳(さわだ みか)氏
東京大学医学部附属病院 病態栄養治療部 主任管理栄養士
「減量・代謝改善手術成績向上を目指した栄養食事療法の探索的検討」

 

戸田 郷太郎(とだ ごうたろう)氏
東京大学医学部附属病院 糖尿病・代謝内科 助教
「食事に対する免疫細胞の正常な応答を維持することによる新規肥満治療の検討」 

 

西 裕志(にし ひろし)氏
東京大学大学院医学系研究科 准教授
「肥満が及ぼす腎障害と有酸素運動による改善メカニズムの発見と効率化」

 

山本 毅士(やまもと たけし)氏
大阪大学大学院医学系研究科 腎臓内科学 医員
「新規疾患概念肥満関連尿細管症の病態解明とその進行に体重・食生活が与える影響の検討」

 

2. 活動助成
後藤 佳子(ごとう けいこ)氏   
北海道大学病院スポーツ医学診療センター 医員
「女性アスリート特有の健康問題を予防するための適正な体重管理に関する啓蒙~北海道におけるオンラインプラットフォームを用いた遠隔地域健康支援~」

2021年度助成者一覧(敬称略)-

1. 研究助成
内海 裕也(うつみ ゆうや)氏
徳島赤十字病院 リハビリテーション科 理学療法士
「急性心筋梗塞発症後において予後不良に繋がる体重減少を予測する要因の検討」

金子 英弘(かねこ ひでひろ)氏
東京大学 医学部循環器内科 先進循環器病学講座 特任講師
「機械学習・数理モデルを用いたBMI・腹囲の経時的変化(Trajectory)と生活習慣病・循環器疾患・悪性腫瘍発症リスクの包括的関連解析」

辻 雅弘(つじ まさひろ)氏
京都女子大学 家政学部 食物栄養学科 教授
「ダイエット後の体重維持に対して出生体重はどのように影響するのか?:国立病院機構多施設共同の肥満コホートを用いた検討」

福井 道明(ふくい みちあき)氏
京都府立医科大学 内分泌・代謝内科学 教授
「マルチオミクス解析を用いたサルコペニア肥満治療法の開発」

福中 彩子(ふくなか あやこ)氏
群馬大学 生体調節研究所 助教
「『ミネラルはどのように肥満に関与するのか?』亜鉛トランスポーターから追求する肥満の解消」 

宮下 政司(みやした まさし)氏
早稲田大学 スポーツ科学学術院 教授
「身体活動習慣化は適正体重の調整に関係するか:身体活動習慣の有無による食欲及び食欲関連ホルモンの食後応答」

横手 幸太郎(よこて こうたろう)氏
千葉大学大学院医学研究院 内分泌代謝・血液・老年内科学 教授
千葉大学医学部付属病院 院長
千葉大学 副学長
「IoT活用による肥満関連合併症改善法の開発を目指した研究」


2. 活動助成
結城 美智子(ゆうき みちこ)氏
北海道大学大学院 保健科学研究院 教授
「体重測定を指標とした地域高齢者のフレイル予防・改善の啓発活動」

2020年度助成者一覧(敬称略)-

1. 研究助成
入江 潤一郎(いりえ じゅんいちろう)氏
慶應義塾大学 医学部 腎臓内分泌代謝内科 専任講師
「妊娠母体の腸内環境整備による次世代の肥満症・糖尿病発症抑制」

大石 勝隆(おおいし かつたか)氏
産業技術総合研究所 細胞分子工学研究部門 食健康機能研究グループ 研究グループ長
「食リズムの乱れに伴う急速なレプチン抵抗性の発症メカニズムの解明」

小田 哲明(おだ てつあき)氏
立命館大学大学院 テクノロジーマネジメント研究科 教授
「リモートによる肥満解消への介入がプレゼンティーイズムに与える影響に関する研究」

下村 伊一郎(しもむら いいちろう)氏
大阪大学大学院 医学系研究科 内分泌・代謝内科学 教授
「健康的な肥満状態を誘導する因子の同定」

妹尾 恵太郎(せのお けいたろう)氏
京都府立医科大学 不整脈先進医療学講座 講師
「メタボリックシンドロームの時系列変化に伴う心血管疾患リスクの変化:パーソナルヘルスレコードの利活用に向けた調査研究」

長谷川 豊(はせがわ ゆたか)氏
岩手医科大学 特任講師
「褐色/ベージュ脂肪細胞の熱産生機構をターゲットとした新規治療法の開発」

細山 徹(ほそやま とおる)氏
国立長寿医療研究センター 再生再建医学研究部 細胞再生研究室 室長
「間葉系前駆細胞に着目したサルコペニア肥満解消法の開発」


2. 活動助成
片桐 夏海(かたぎり なつみ)氏
環太平洋大学 体育学部 体育学科 助教
「女子柔道競技者への体重コントロールに関するコーチング法の構築」

2019年度助成者一覧(敬称略)-

1. 研究助成
坂田 一郎(さかた いちろう)氏
埼玉大学 大学院理工学研究科 生命科学部門 准教授
「肥満にならない性質を示す食虫目スンクスの脂肪細胞研究」

佐々木 努(ささき つとむ)氏
京都大学 大学院農学研究科 食品生物科学専攻 栄養化学分野 教授
「糖尿病・肥満リスクとしての人工甘味料の長期使用:『頭相反応』への影響の解析」

鶴留 優也(つるどめ ゆうや)氏
山陽小野田市立山口東京理科大学 薬学部 助教
「生体リズムの変調によって生じる肥満発症への新規機序解明~摂食量に依存しない脂肪酸の吸収上昇機構の解析~」

中潟 崇(なかがた たかし)氏
順天堂大学 大学院医学研究科 スポートロジーセンター 博士研究員
「多様な食品摂取は四肢骨格筋量の維持・向上につながるか~高齢者のサルコペニア予防の推進を目指したコホート研究~」

中西 弘毅(なかにし こうき)氏
東京大学医学部附属病院 循環器内科 助教
「肥満が潜在性心機能低下に与える影響と心不全の新たな予防戦略の構築-スペックルトラッキング心エコー法による検討」

水田 健太郎(みずた けんたろう)氏
東北大学 大学院歯学研究科 口腔病態外科学講座 歯科口腔麻酔学分野 教授
「肥満喘息誘発機序の解明と革新的治療薬の探索」

2. 活動助成
小西 香苗(こにし かなえ)氏
昭和女子大学 生活科学部 管理栄養学科 准教授
「DOHaD概念に基づく若年成人女性の体格・体組成改善に向けた健康教育プロジェクト~健康度測定会『For me』~」

鈴木 育子(すずき いくこ)氏
秀明大学 看護学部 准教授
「地域高齢者の健康長寿と介護予防を目指した啓蒙実践活動」

2018年度助成者一覧(敬称略)-

1. 研究助成
浅原 哲子(あさはら のりこ)氏
独立行政法人国立病院機構 京都医療センター 臨床研究センター 内分泌代謝高血圧研究部 部長
「日本人の肥満症発症と減量治療効果・抵抗性に関連する遺伝素因の探索-レプチン抵抗性の関与-」

河野 大輔(こうの だいすけ)氏
群馬大学 生体調節研究所 代謝シグナル解析分野 助教
「肥満のなりやすさを決める機構の解明とその応用」

杉山 真理(すぎやま まり)氏
河北医療財団 河北家庭医療学センター 理学療法士
「重度身体障害者の生活習慣病予防・治療における骨格筋電気刺激の有効性の検証」

園畑 素樹(そのはた もとき)氏
佐賀大学 医学部 整形外科 准教授
「人工関節置換術後の体組成の変化 -人工関節置換術を受けた患者の健康管理の観点から-」

中山 敦子(なかやま あつこ)氏
東京大学医学部付属病院 循環器内科 助教
「フラボノイドであるルテオリンの肥満予防効果-ヒト臨床試験」

花谷 信介(はなたに しんすけ)氏
熊本大学医学部附属病院 循環器内科 非常勤診療医師
「合併する骨格筋萎縮に着目した肥満患者の心血管疾患リスク評価法の確立」 

山田 朋英(やまだ ともひで)氏   
東京大学 糖尿病・代謝内科、東京大学 保健・健康推進本部 助教
「人工知能を用いた肥満の治療と予防に関する臨床エビデンスの統合と体系化」

2. 活動助成
下田 恵(しもだ けい)氏
大分大学 医学部 医学科 医化学講座 准教授
「バングラデシュにおける肥満症予防の取り組みとしてのステビア植物工場への技術協力」

2017年度助成者一覧(敬称略)-

1. 研究助成
五十嵐 正樹(いがらし まさき)
東京大学大学院医学系研究科生体防御腫瘍内科学講座 代謝・栄養病態学教室 助教
「腸管上皮細胞の加齢性変化に着目した肥満改善、体重管理の戦略」

石田 昌義(いしだ まさよし)
近畿大学医学部再生機能医学教室 助教授
「脂肪組織由来幹細胞を用いる新たなメタボリックシンドローム治療法の開発」

日下部 徹(くさかべ とおる)
独立行政法人 国立病院機構京都医療センター 臨床研究センター 内分泌代謝高血圧研究部 臨床内分泌代謝研究室 室長
「サルコペニア肥満の効果的診断法と新たなメタボ対策の確立―Site-specificサルコペニアの意義―」

新藤 隆行(しんどう たかゆき)
信州大学大学院医学系研究科 循環病態学講座 教授
「褐色およびベージュ脂肪細胞の機能制御による、メタボリックシンドロームの新規治療戦略」

常田 聡(つねだ さとし)
早稲田大学 先進理工学部 生命医科学科 教授
「食品ポリフェノールの腸内細菌叢改善を介した抗肥満効果」

安河内 友世(やすこうち ともよ)
福岡大学 薬学部 統合臨床医学講座 免疫・分子治療学分野 講師
「胎内における肥満インプリンティング機構の解析―エピジェネティックの観点から―」

二若 久美(ふたわか くみ)
武庫川女子大学薬学部臨床病態 解析学講座 助手
「エネルギー代謝の分子基盤とサルコペニアに対する治療法開発に関する研究」


2. 活動助成
竹内 治子(たけうち はるこ)
東京大学大学院医学系研究科国際地域保健学教室・井口病院小児科 客員研究員
「開発途上国農村地域における全出生児の生下時体重計測の取り組み- DOHaDの観点からの、低出生体重のもたらす危険啓発の第1歩 -」

2016年度助成者一覧(敬称略)-

【国内】

1. 研究助成
浅川 明弘(あさかわ あきひろ)
鹿児島大学大学院 医歯学総合研究科 社会・行動医学講座 准教授
「加齢における適正体重維持の重要性 -食行動・情動・抗老化ホルモンからのアプローチ-」

小林 徳彦(こばやし のりひこ)
国立国際医療研究センター研究所 疾患制御研究部 上級研究員
「iPS細胞由来褐色脂肪細胞を用いた肥満抑制薬の開発」 

佐々木 努(ささき つとむ)
群馬大学 生体調節研究所 代謝シグナル解析分野 准教授
「NMDA受容体コアゴニストによる食嗜好調節機序の解明」

新谷 隆史(しんたに たかふみ)
自然科学研究機構 基礎生物学研究所 准教授
「新規肥満遺伝子の摂食制御における機能解明」

東口 治弘(とうこう はるひろ)
東京大学医学部付属病院 特任助教
「糖質制限ダイエットに伴う心血管イベント増加メカニズムの解明 ~体重減少効果のある食事がなぜ心臓によくないのか~」


2. 活動助成
中村 由美子(なかむら ゆみこ)
文京学院大学 保健医療技術学部 看護学科 教授
「地方に住む小学生の肥満予防に寄与する健康教育プログラムの開発」

【海外】

研究助成
ヴォイチェッフ・ブロゴヴスキー
ジェロナ・グラ大学 准教授(ポーランド)
「肥満および肥満関連癌におけるリポキシンとレゾルビン」

ソンドス・A・ハーフィル
シャールジャ大学 講師(アラブ首長国連邦)
「乳酸菌ラクトバチルスが肥満と炎症に及ぼす調節作用」

ミリアム・エリザベス・クレッグ
オックスフォード・ブルックス大学 医学博士(英国)
「肥満者において最も食物摂取を減らし、食欲を減退させる機能性脂質は何か?」

2015年度助成者一覧(敬称略)-

【国内】

1. 研究助成
清元 秀泰(きよもと ひでやす)
東北大学 東北メディカル・メガバンク機構 地域医療支援部門 教授
「東日本大震災被災地における食事・運動介入による抗肥満効果に関する研究」

前島 裕子(まえじま ゆうこ)
福島県立医科大学 医学部 腫瘍生体エレクトロニクス講座 特任講師
「オキシトシン慢性投与が内臓脂肪、皮下脂肪に与える影響;性差研究の観点から」 

山田 晃一(やまだ こういち)
国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 上級研究員
「世間一般に流布している『肥満遺伝子』を再検証する-佐久コホートに於ける遺伝子多型解析」


2. 活動助成
佐野 幸子(さの さちこ)
TOSネットワーク、NPO法人ヒューマンシップコミュニティ 代表
「サテライトラボ上尾におけるセルフメディケーション支援」
 


【海外】

1. 研究助成
メイエル・ガルニア
コベントリー大学 医学博士(英国)
「食事性肥満が心収縮力に及ぼす影響と薬物反応への作用」

アダマンティーニ・キリアコウ
ハロコピオ大学 栄養学・食品学部 医学博士、准教授(ギリシャ)
「腸内微生物相、肥満、食事:考えられる影響を探る」

マウイズ・アル・イスラム・エザト・ファリス
シャルジャ大学 医学博士、准教授(アラブ首長国連邦)
「SIRT3 遺伝子発現下における、肥満者の酸化ストレス、体脂肪およびメタボリックマーカーにおよぼずラマダンの間欠的絶食(断食)の影響に関する研究」


2. 活動助成
スレシュ・クマル・モハンクマル
ノッティンガム大学 マレーシア校 医学博士(マレーシア)
「若者と学齢児の肥満に対する意識を高め、新機軸を求めるチャレンジ型の介入」

2014年度助成者一覧(敬称略)-

【国内】

1. 研究助成
梅崎 昌裕(うめざき まさひろ)
東京大学大学院 医学系研究科 准教授
「肥満に関連する腸内細菌種リストの作成」

江島 啓介(えじま けいすけ)
東京大学大学院 医学系研究科 国際保健政策学専攻 学術支援職員
「空間疫学を用いた肥満人口集積地域の特定、及び将来の肥満率の予測」

髙田和子(たかた かずこ)
独立行政法人国立健康・栄養研究所 室長
「日本人におけるエネルギー収支と体重増加の関係」

2. 活動助成
松村 暢彦(まつむら のぶひこ)
愛媛大学大学院 理工学研究科 生産環境工学専攻 教授
「フードマイレージ教材を発展させて食生活改善活動の実践」
 


【海外】

1. 研究助成
キョン・ムク・チェ
高麗大学医学部 教授(韓国)
「褐色脂肪組織とサルコペニアの相互関係ならびにそのメタボリックシンドロームへの影響」

ジェイソン・タリス
コベントリー大学 医学博士(英国)
「成長期の肥満が骨格筋の発達と機能に及ぼす影響」

廣瀬 みさ(ひろせ・みさ)
リューベック医科大学 皮膚科遺伝学グループ 博士研究員(ドイツ)
「ミトコンドリアDNAをターゲットとした肥満のコントロール」


2. 活動助成
ジュード・サジ
ヤウンデ第一大学 薬学・生物医学部 公衆衛生修士(カメルーン)
「カメルーンの中学生を対象とした、肥満に対する意識を高め健康的な生活習慣を促すためのピアプログラム:予備的介入」

2013年度助成者一覧(敬称略)-

【国内】

1. 研究助成
大澤 祐介(おおさわ ゆうすけ) 東京大学 日本学術振興会 特別研究員PD
専門:スポーツ医科学

「サルコペニア肥満予防に貢献する因子を検討する前向きコホート研究
―超高齢者を対象にした健康長寿に寄与する有力バイオマーカ、サルコペニア肥満関連因子、運動機能および生活習慣に着目してー 」

徳原 大介(とくはら だいすけ) 大阪市立大学 大学院医学研究科 発達小児医学 講師
専門:小児科

「肥満小児の非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)に対する非侵襲的評価システムの構築とそれを基盤とした肥満症への治療戦略の検討 」

杉山 真理 (すぎやま まり) 埼玉県総合リハビリテーションセンター 主任
専門:理学療法

「立位困難者の体脂肪率・安静時代謝量等の測定 ―生活習慣病予防・治療にむけての研究― 」
 


【海外】

1. 研究助成
ヴォイチェフ・ブロゴヴスキー ポメラニアン医科大学(シュチェチン) 消化器病学部 医学博士(ポーランド)
専門:再生医療、肥満、移植医学、骨髄および肥満細胞由来幹細胞
「人体における特定面での「骨 ― 脂肪軸」 bone-fat axis 機能に関する探求 」

ディアンナ・L・ウォラス カリフォルニア大学バークレー校 ヘレンウィリス神経科学研究所 博士研究員(米国)
専門:神経科学
「前頭前皮質(PFC) ― 線条体系のモジュレーションが食物選好に及ぼす作用 」

マリカ・ボルディッキア マルケ州技術専門大学 臨床分子科学部 国立保健老年学研究所 老年内科 医学博士(イタリア)
専門:肥満、高血圧
「心ナトリウム利尿ペプチド系:肥満および2型糖尿病の制御 」

アダマンティーニ・キリアコウ ハロコピオ大学 栄養学・食品学部 准教授(ギリシャ)
専門:微生物学
「腸内微生物相、肥満、食事:考えられる影響を探る 」


2. 活動助成
チャド・モリス ロアノーク大学 社会学部 人類学准教授(米国)
専門:応用医療人類学
「パラオ共和国に健康的な食品調理と家庭菜園を推進する地域力を築く」

2012年度助成者一覧(敬称略)-

中尾 葉子(なかお ようこ)

京都大学大学院医学研究科内分泌代謝内科 大学院生
専門:肥満、生活習慣病、疫学
メタボリックシンドローム発症における内臓脂肪蓄積の意義に関する縦断的研究:MEtabolic syndRome and abdominaL ObesiTy (MERLOT) study

宮永 史子(みやなが ふみこ)

国立病院機構京都医療センター 臨床研究センター 研究員
専門:肥満、内分泌・代謝
日本人肥満症の病態と減量治療効果に対するうつ状態と遺伝素因の影響に関する多施設共同研究

山田 晃一(やまだ こういち)

独立行政法人国立健康・栄養研究所、健康増進研究部 上級研究員
専門:栄養学、疫学
健康を損なわずに肥満が解消できる、遺伝子多型ごとの食生活処方、運動処方を考える --「佐久大規模コホート」に於ける遺伝子多型解析

佐藤 雅幸(さとう まさゆき)

専修大学社会体育研究所 所長
専門:スポーツ心理学
行動変容ステージからみた体力向上プログラムの実践活動-大学による地域公開講座における子どもと高齢者を対象に-

ディアンナ・L・ウォラス

カリフォルニア大学バークレー校 研究員(米国)
専門:神経科学
食物選択に関連した意思決定における線条体ドーパミンおよび前頭前野ドーパミンの役割

アレクサンドラ・M・グヴィア

ポルト大学 分子・細胞生物学研究所(IBMC)、医学部実験生物学学科 博士(ポルトガル)
専門:メラノコルチン
ヒト白色脂肪細胞の「褐色化」:主な作用因としてのメラノコルチン

リパ・チチン・シャイン

ルジェル・ボスコビッチ研究所 分子生物学研究部 博士(クロアチア)
専門:神経生物学
体重のセロトニン作動性調節にかかわる遺伝子経路の解明

マイケル・J・ダンカン

コベントリー大学 応用スポーツエクササイズ研究グループ 博士(英国)
専門:子どもの身体活動と肥満
子どもの身体活動を増やし、肥満を減らし、心理的な充足感を高めるため、学校で「グリーン・エクササイズ」を採用する

2011年度助成者一覧(敬称略)-

石橋 恭之(いしばし やすゆき)

弘前大学大学院 医学研究科 整形外科学講座 准教授
「肥満改善と体組成変化が変形性膝関節症に及ぼす影響-住民健診と運動介入による膝機能の改善を目指して-」

 

上野 浩晶(うえの ひろあき)

宮崎大学医学部内科学講座 神経呼吸内分泌代謝学分野 助教
「体重と体組成、特に内臓脂肪に与える糖尿病と抗糖尿病薬のインパクト」

 

勢井 雅子(せい まさこ)

徳島大学大学院人類遺伝学分野(公衆衛生) 助教
「学校と医療機関連携による「小児肥満健康管理システム」の効果分析」

 

和田 啓道(わだ ひろみち)

国立病院機構京都医療センター 研究室長(医師)
「心血管イベントを規定するバイオマーカー開発-肥満に関連した血管新生関連因子と新規酸化LDLマーカー-」

 

キンバー・リー・スタンホープ

カリフォルニア大学デービス校 分子生物科学部 アソシエートプロジェクト研究員(米国)
「糖類摂取した正常体重および過体重被験者におけるex vivo(生体外)評価による酸化ストレスと一酸化窒素の産生」

 

キース・トルフレイ

ラフバラー大学 スポーツ・エクササイズ・保健科学部 上級講師(英国)
「過体重児と非過体重児において、運動によるエネルギー消費がその後のエネルギー摂取に及ぼす影響」

 

ハミド・ジャン・モハメド

マレーシア科学大学 保健科学部 栄養学科(マレーシア)
「妊婦の受動喫煙(環境たばこ煙への曝露)と酸化ストレス、体脂肪組成との関係」

 

アナスタシア・ワンジク・カリウキ

国境なき栄養士団 理事長兼会長(ケニア)
「ケニア・ナイロビの中学生における健康的な生活習慣の促進」

2010年度助成者一覧(敬称略)-

佐野 伸一朗(さの しんいちろう) 浜松医科大学医学部付属病院/大学院
「肥満小児におけるFat-Scan及び体脂肪計を用いた体組成と脂肪分布の解析及び小児期メタボリックシンドローム関連因子を用いた小児肥満児への介入効果の検討」

佐藤 哲子(さとう のりこ)

国立病院機構京都医療センター 臨床研究センター 糖尿病研究部 臨床代謝栄養研究室長
「日本人の肥満発症及び減量効果・治療抵抗性に関連する遺伝素因と分子バイオマーカーの探索―チロシンホスファターゼ1B(PTP1B)遺伝子多型の影響―」

宮本 佳代子(みやもと かよこ)

千葉県立保健医療大学 健康科学部 栄養学科 准教授
「健康成人が体重を維持するための摂取エネルギー設定に関する研究-基礎代謝・体組成・推定消費エネルギーの要因を含めた検討―」

田久保 憲行(たくぼ のりゆき)

北里大学北里研究所メディカルセンター病院 医長
「健康障害につながる肥満を持つ子どもと家族へのチームアプローチによるオーダーメイド介入プログラム」

イフティカール・アラム

ペシャワール 農業大学 栄養科学部 人間栄養学科 講師、準専門調査員(パキスタン)
「体組成の加齢に伴う変化とその変化が免疫パラメータに及ぼす作用」

アレクサンドラ・マリア・グヴィア

オポルト大学 医学部 分子細胞生物学研究室 博士(ポルトガル)
「脂肪細胞におけるメラノコルチンの新たな役割:脂肪から事実(fatからfacts)へ」

キンバー・リー・スタンホープ

カリフォルニア大学デービス校 分子生物科学部 アソシエートプロジェクト研究員(米国)
「糖摂取した正常体重および過体重被験者におけるex vivo分析による酸化ストレスと一酸化窒素の産生」

マイケル・ジョセフ・ダンカン

コベントリー大学 生体分子学・スポーツ科学科 応用スポーツエクササイズ学 上級講師(英国)
「子どもの身体活動を高め、肥満を減らすため、歩数計を学校教育に取り入れた介入を用いる」

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