正しい体組成計の使い方
体組成計は良くも悪くも機械が計測を行っています。正しい使い方を理解し、有効に活用しましょう。

正しい体組成計の使い方

体組成計は正しい使い方をすることで正確に計測をすることができます。 体組成計は生体電気インピーダンス法に基づき、体組成計の電極から微弱な電流をからだに流し、その電気抵抗値から「脂肪」や「筋肉」などの体組成を推定しています。このため、体組成の計測値は計測のタイミングや体調等によって変動がありますので、計測は常に同じ時間・条件で計測することが大切です。細かい変化にとらわれず、長期的な変化傾向をみることをお勧めします。

最適な計測タイミングについて

タニタでは、体組成計の計測タイミングとして、『食前かつ入浴前』をお勧めしています。これは食事や入浴により体水分・体温などの変化が起こることで体組成の計測値に影響が出ることで、日々の変動傾向の把握を妨げてしまうためです。 できるだけ同じ時間・同じ状態で計測することで、生活活動によるからだの変化に影響されない計測ができます。

計測値の変化要因

 タニタの体組成計では、生体電気インピーダンス法を採用しているため、生活活動による体水分や体温の変動により電気の通りやすさに影響が出るため、測時間によって体組成計の計測値が変わることがあります。

1.体水分の変化
時間帯によるからだの水分移動からだの中の水分は様々な要因で変動します。一日の中でも午前中は体内の水分は全身に等しく分布していますが、立って生活していることにより、夕方には下半身に集まってきます。そして就寝時に元の分布に戻ります。この水分変動が体組成の値を変動させてしまう要因になります。

また、一日の内での時間的変動以外にも以下の様な要因でも体水分は変動しますので、これらの状態での測定は避けるようにしましょう。

●体水分の変動要因
・過度の飲食後
・二日酔いのとき
・激しい運動後
・多量発汗など極度の脱水症状のとき
・発熱や下痢など体調が悪いとき

2.体温の変化による影響
体温が変化すると、それに伴いからだの電気の通りやすさも変化します。また、体温が上がると血流量が増加しますが、これも計測に影響を及ぼします。体温が下がることでも同様に電気の通りやすさの変化や血流の変化の影響を受けてしまいます。体水分と同じように以下の様な要因で対応変化が大きい状態での測定は避けるようにしましょう。

●体温の変動要因
・運動やサウナ
・入浴による体温上昇
・食事によってエネルギー消費量が上がったときの体温上昇
・冷たい外気や、冷房に長時間さらされたときの全身、末端温度の低下
・女性の生理周期による体温変動
体水分や体温の変動が大きくなる運動や入浴は、体組成の計測値を非常に大きく変動させる要因がいくつも重なります。また、風邪をひいて熱を出ているときなども体水分の状態が普段とは異なりますので注意が必要です。また、これらの理由から、運動前と運動後では体水分や体温の状態が大きく変動していますので、単純に体組成データを比較して、「運動してどれだけ体脂肪率が減っているだろう」という短期的な変化を比較することはできません。できるだけ同じ時間、同じ状態で計測を続け、その変動から運動の成果をとらえるようにしましょう。

正確な計測のポイント

1.食後2時間を経過していること
2.計測前に排尿、排便を済ませる
3.運動直後の計測は避ける
4.脱水やむくみのある場合の計測は避ける
5.気温低下時や低体温時での計測は避ける
6.発熱時の計測は避ける
7.原則として入浴直後の計測は避ける

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