第19回「タニタ健康大賞」 宇宙飛行士の野口聡一氏に決定

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健康総合企業の株式会社タニタ(東京都板橋区前野町1-14-2、社長・谷田千里)は、日本人の健康づくりに貢献した個人または団体を顕彰する「タニタ健康大賞」を、2022年は、長年にわたり宇宙飛行士として数々のミッションに取り組み、多くの功績を残された宇宙飛行士の野口聡一氏に贈ることを決めました。

 

本賞は2004年に設立60周年を迎えたタニタの記念事業の一環として創設したもので、今回で19回目となります。今回、本賞を贈る野口聡一氏は、1996年に宇宙開発事業団(NASDA現宇宙航空研究開発機構・JAXA)が募集する宇宙飛行士候補者に選定されました。その後、2005年にスペースシャトル「ディスカバリー号」による国際宇宙ステーション(ISS)組み立てミッションに参加し、リーダーとして3度の船外活動(EVA)を行ったのをはじめ、2009年には日本人では初めてソユーズ宇宙船に船長補佐として搭乗。フライトエンジニアとしてISSに約5カ月半滞在し、「きぼう」日本実験棟ロボットアームの子アーム取り付けや実験運用などに取り組まれました。2020年には、米国人以外では初めて民間宇宙船クルードラゴンに搭乗し、長期滞在クルーとしてISSに166日間滞在。4度目のEVAや「きぼう」日本実験棟におけるさまざまなミッションに従事されました。ISSの滞在期間は通算335日となり、日本人最長を記録しています。また、宇宙飛行士だけにとどまらず、日本の航空宇宙産業の一翼を担う研究者としても活躍されています。これらの功績は宇宙開発に貢献されたことはもとより、子どもたちを含めた多くの日本人に勇気と感動を与えました。長年にわたって宇宙飛行士として活動するための体力を維持し、未知の領域へと果敢に挑戦するたゆみない努力は、国民の健康意識を高める契機となり、本賞を贈るのにふさわしいと判断しました。

 

贈賞式は本日午後12時よりステーションコンファレンス東京(東京都千代田区)で開催。野口氏には、弊社社長の谷田千里より賞状、トロフィーおよび副賞50万円とタニタの体組成計の最新モデルを贈呈します。今後もタニタでは、「Healthy Habits for Happiness」を企業スローガンに、本賞を含めさまざまなCSR(企業の社会的責任)活動を通じて、国民の健康づくりに貢献していきたいと考えています。

 

贈賞式の様子:タニタ社長・谷田千里(左)と野口聡一氏


 

報道資料に記載されている情報は発表日現在のものです。このため、時間の経過あるいは後発的なさまざまな事象によって、内容が予告なしに変更される可能性があります。あらかじめご了承ください。

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