動物の健康管理と健康づくりへの寄与を目的に　静岡市立日本平動物園へベビースケールを寄贈

健康総合企業の株式会社タニタ（東京都板橋区前野町1-14-2、社長・谷田千里）は、動物の健康管理と健康づくりへ寄与することを目的に、静岡市立日本平動物園（静岡県静岡市駿河区池田1767-6、園長・竹下秀人）にベビースケール「BB-105 nometa（のめた）」3台を寄贈しました。

動物の健康管理においても、人間と同じく定期的に体重をはかることが大切です。動物の種類によっては、体重に応じて食事の量を変えています。日本平動物園では、タニタのベビースケールでレッサーパンダの体重をはかって、健康管理を行っていました。しかし、長きにわたって使用されており、経年劣化などの影響で商品に損傷が見られていました。タニタでは引き続きベビースケールを動物の健康管理に役立ててほしいと考え、今回、新たなベビースケールを寄贈することとしました。
 

寄贈式は2月17日午前10時30分より日本平動物園で開催。弊社社長の谷田千里より、竹下秀人園長にベビースケール「BB-105 nometa」を贈りました。その後、実際にレッサーパンダの「えみ」「かずのこ」「守守（ショウショウ）」がベビースケールに直立した状態で乗り、体重をはかる様子を披露しました。レッサーパンダは四足歩行の動物ですが、人のように後肢だけで直立できることが知られています。日本平動物園では、現在9頭のレッサーパンダを飼育しており、立って食事をするかわいらしい姿が来園者に親しまれています。また同園では健康管理のための定期的な体重測定を実施しており、今回初めてその様子を来園者に公開しました。

また、寄贈式を観覧する来園者に動物の健康管理と人の健康づくりについて解説した「健康のしおり」を配布しました。日本平動物園とタニタではレッサーパンダが体重をはかる姿を通して、来園者が健康づくりに取り組む契機にしたいと考えています。また今後は、レッサーパンダの体調を鑑みながら、来園者がレッサーパンダの体重をはかる姿を見学できる機会をつくることを検討しています。

体調を言葉で伝えることができない動物の飼育においては、発育の確認や肥満の予防の他、隠れた病気の発見などについても、体重が指標の一つとなっています。タニタと日本平動物園では今回の寄贈をきっかけに、レッサーパンダにとどまらずさまざまな動物の健康管理にまつわる課題解決に取り組んでいきます。そして、この取り組みを通じて、来園者の健康づくりもサポートしていきます。今後もタニタでは「Healthy Habits for Happiness」を企業スローガンに、誰もが幸せを感じられる社会づくりに貢献していきたいと考えています。
 

■ベビースケールBB-105 nometaについて

最大計量は20キログラムで、0から8キログラムまでは5グラム単位で細かく計量できるベビースケールです。体重が3キログラムから6キログラムのレッサーパンダをはかるのに最適と考え、本商品を選定しました。また、8キログラム以上は10グラム単位で計量できるため、さらに大型の動物もはかれます。ベビースケールとしては、家庭用では国内初※となる1グラム単位で赤ちゃんの授乳量がはかれる機能を搭載しています。さらに赤ちゃんのからだが安定するように、すべりにくく柔軟性に優れたマットを付属したり、文字高を26ミリメートルと大型にしたりするなど使いやすさにもこだわっており、発売以来多くの家庭で使用されています。（※ 2016年4月時点）

商品ページ：https://www.tanita.co.jp/product/bathroomscale-babyscale/3078/

■    静岡市立日本平動物園について

富士山の景勝地日本平の麓に位置する動物園で、約140種600点の動物を飼育しています。ホッキョクグマをはじめとした猛獣たちをさまざまな角度から観察できる「猛獣館299」や、小動物と触れ合うことができる全天候型の「ふれあい動物園」、さまざまな鳥類が飛ぶ姿を観察できる国内最大級のフライングケージ「フライングメガドーム」など魅力ある施設が充実しています。また、全国の動物園などで飼育されているレッサーパンダの繁殖管理を行っています。

◆所 在 地：静岡県静岡市駿河区池田1767-6
◆開園時間：午前9時－午後4時30分（入園は午後4時まで）
◆休 園 日：毎週月曜日
※祝日または振替休日のときは翌平日が休園日、12月29日～1月1日
◆入 園 料：《一般》個人620円、団体500円　
《小中学生》個人150円、団体120円