タニタの体組成計ならではの魅力とは

タニタの体組成計ならではの魅力とは

からだの状態を知るために欠かせない機器であり、またタニタが最も力を入れて開発している商品のひとつでもある、体組成計。今回は、その開発・製造の背景やこだわり、タニタだからこそ実現できることなどについて、つくり手である製造部の小林へのインタビュー形式でご紹介します。
タニタの体組成計が国境を超えてたくさんの方々に選ばれている理由に迫ります。

回答者プロフィール

  • 株式会社タニタ秋田 製造部 副工場長 小林 広拓
  • 株式会社タニタ秋田 製造部 副工場長 小林 広拓
    2000年にタニタに入社し、現在22年目。技術者として体重計や体組成計の機械設計や新商品開発に取り組み、2020年7月からは秋田の製造部に配属。部品づくりから製品組み立て、品質管理まで幅広い工程をチェックし、製造環境のさらなる改善や効率化に尽力している。
  • 株式会社タニタ秋田 製造部 副工場長 小林 広拓
  • 株式会社タニタ秋田
    製造部 副工場長 小林 広拓

2000年にタニタに入社し、現在22年目。技術者として体重計や体組成計の機械設計や新商品開発に取り組み、2020年7月からは秋田の製造部に配属。部品づくりから製品組み立て、品質管理まで幅広い工程をチェックし、製造環境のさらなる改善や効率化に尽力している。

Q1タニタの体組成計の特徴は?

  • A.
    世界最高レベルの「正しくはかる技術」の高さです。

1992年、タニタは世界で初めて「乗るだけではかれる体脂肪計」を開発し、販売をスタートしました。以来「からだの状態をより詳しく、正確にはかること」を追求し続け、体重や体脂肪率はもちろん、基礎代謝量や筋肉量までも計測できる現在の体組成計に進化させてきました。その優れた性能は世界中で高く評価され、タニタの体組成計は100を超える国々で使用されています。

そして、さらなる進化への歩みは今もなお止まりません。もっと細かく、もっと正しく。タニタはこれからも技術開発に全力で挑みます。

  • POINT1
  • 体格や体形に影響されないタニタの独自技術

一般的に体組成計は、からだに微弱な電流を流して「電気抵抗値」をはかり、その数値と体重や身長、性別、年齢などの情報を総合的に解析して、体脂肪率や筋肉の量などを算出しています。

この解析に使われる独自のアルゴリズム(計算式)が、タニタの体組成計の大きな特徴のひとつ。このアルゴリズムの開発において基準としているのが、「4C法」(4compartment model method)です。からだを「脂肪」「ミネラル」「タンパク質」「水分」の4つに分けて分析する方法で、現在、医療機関や研究機関で体組成計測のゴールドスタンダードとして認められています(技術について詳しくはこちら)。

この独自のアルゴリズムを使うことで、十人十色である体格や体形の差の影響を低減し、誰でも精度の高い計測ができるようにしました。「限りなく真値に近い計測値を」と真摯に研究開発を続けてきたタニタだからこそたどり着いた技術です。

  • POINT2
  • 国内外1万5,000件以上のデータを活用

タニタでは、1992年に「乗るだけではかれる体脂肪計」を発売して以来、約30年にわたり国内外で多くの生体データを収集してきました。その数なんと、1万5,000件以上にのぼります。 これだけのデータを分析、活用することで、上記のような正確性の高いアルゴリズムを開発できるのです。

ちなみに、この1万5,000件の生体データのなかには、タニタ社員のものも含まれています。社員全員がからだの状態を計測、データ提供に協力して、さらなる精度の向上を目指しているのです。

  • POINT3
  • 細かな変化がわかる「50g単位ではかる技術」

タニタの体組成計には、体重を50g単位ではかることができるモデルがあります。1995年に発売した普及型の家庭用体脂肪計の体重表示単位は200gでしたが、より細かくはかるためにセンサーや筐体の改善を重ね、200gから100gへ、そして50gへと進化してきた結果です。

体組成を計測するうえで、体重を正しくはかることは基本であり、そして非常に重要なポイント。体組成計の計測結果が正しいかどうかを、使用するお客様自身が検証することはできません。だからこそタニタでは、今後も真値を追い求め、さらに細かい単位ではかれるように研究を続けていきます。

タニタ体組成計ならではの魅力とは

Q2意外と知られていないタニタならではのこだわりは?

  • A.
    タニタの体組成計はメイドインジャパンが基本となっています
    まじめでこだわりのあるものづくりが誇りです

タニタは高い品質を追求するため、秋田県にあるJIS認証を取得した自社の国内工場で体組成計をつくっています。品質管理の徹底など、スタッフ一同、不良品を出さない努力は惜しみません。そして、この品質管理力を自社の中国工場にも展開することで、コストを抑えた中国製でも高い品質を維持しています。

また、性能試験はJIS規格で定められた以上の水準で実施。例えばJIS規格では、150kgまではかれる体組成計の場合、最大計量の半分にあたる75kgの荷重を3,000回かけても問題ないかを確認するものと定められています。しかしタニタでは、その3倍以上にもなる10,000回のチェックを実施。
すべてのお客様に、品質の高い良品を届けることを目指しています。

※JIS(日本産業規格)……産業製品の規格や測定法、生産法などを定めた国家規格。

Q3タニタの体組成計を使うからこそわかる指標はある?

  • A.
    筋肉の量だけでなく、筋肉の状態を評価する「筋質点数」まではかれます

筋肉の量を計測できる体組成計は近年増えてきましたが、タニタのラインアップのなかには、量だけでなく、その「質」まで数値化できるものもあります。筋肉は「筋線維」と「筋線維をとりまく組織(水分や脂肪など)」でできており、発達した筋肉は筋線維が太く、密になるもの。一方で、加齢や運動不足などが原因で、筋線維は細くなり、また筋線維以外の組織の割合が増加することがわかっています。タニタの体組成計は、この筋肉のバランスまで計測できるので、より効果的なからだづくりをサポートできます。

まとめ

数十年も前から「より細かく、正確にからだをはかること」を追求し続けてきたタニタ。そのたゆまぬ努力が、独自の技術や高い精度、タニタならではの健康指標の提供を実現してきました。そして、今後ももちろんそのスタイルは変わらず、真値に近づく一歩を模索していきます。ぜひ、タニタの体組成計のさらなる進化をご期待ください。

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