TANITA

とは?

若いころから体形はあまり変わらないのに、いざ走ろうと思ったら走れなかったり、
いざ子供に逆上がりを教えようと思ったら自分ができなかった・・・・、そんな経験はないでしょうか。
それは加齢や運動不足で、筋肉の質(状態)が変化しているからかもしれません。

筋肉の構造

筋肉の構造

筋肉は「筋線維」と「筋線維をとりまく組織(水分や脂肪、結合組織)」の集合体です。
乳幼児は筋線維が細く、発育とともに筋線維は太く、密になります。また、加齢に伴い筋線維が細くなることや、数が少なくなるという報告もあります。タニタでは、筋力の衰えや、身体機能の低下は「筋肉量」だけでなく、このような「筋肉の質(状態)」も影響すると考え、研究してきました。

※ Malina R et al., “Growth, Maturation, and Physical Activity-2nd Edition”, Human kinetics社(2004)
※ Lexell J et al., “What is the cause of the ageing atrophy? Total number, size and proportion of different fiber types studied in whole vastus lateralis muscle from 15- to 83-year-old men”, Journal of the Neurological Sciences (1988)

世界初筋質チェック

筋肉の断面図イメージ

タニタは“加齢”や“運動習慣の有無”により、筋肉の質が変化することを解明
デュアル周波数測定により、カラダを細胞レベルで分析できるようになり、この“筋肉の質”をチェックすることが可能になりました。

*関連する学会発表 ・第45 回日本人工関節学会(2015)
「人工股関節置換術後の回復指標としての生体インピーダンス法の有用性」
・第56回日本小児神経学会学術集会(2014)
「生体電気インピーダンス法による 筋ジストロフィー患者の 骨格筋評価方法の開発」
・19th International World muscle society congress (2014)
「A new index of muscle development for healthy children using BIA」

※2015年6月現在、当社調べ

筋質点数とは?

デュアル周波数測定により得られたからだの情報から「筋肉の質」を点数(0~100点)で評価したものです。

筋質点数判定表

※以下のときは、筋質点数が正しく評価されないことがあります。
・疲れやむくみなどがあるとき
・脱水や血流の低下があるとき

筋質をチェックすると、なぜいいの?

筋力(力が出せるか)は主に「筋肉量」や「筋質」が関係しています。
このため筋肉量だけでなく、質も高めることで筋力を高めることが期待できます。
また、筋質は「筋肉量」よりも敏感に変化する傾向があるので、筋肉量がなかなか増えない女性や高齢者などでも、
運動の効果がわかりやすく、運動継続のモチベーションに役立ちます。

3ヶ月のトレーニングによる筋肉量と筋質点数の変化

筋肉でカラダを変えよう

筋肉は20才頃まで増加し、その後維持期を経て徐々に減少する傾向があります。
また筋肉の質も加齢により低下していくことがわかっています。
日常生活で適度な運動を取り入れ、継続して筋肉量の減少と筋肉の質の低下を防ぐように心がけましょう。

有賀誠司

有賀誠司

東海大学スポーツ医科学
研究所 教授

ー 筋質点数のチェックについて

年齢を重ねるごとに人間の筋力は衰えていきます。特に昔スポーツをしていてからだを動かすことに自信のある人ほど、「理想」と「現実」のギャップを感じることもあるかもしれません。
この原因には、筋肉の量だけでなく質の変化が関係しているかもしれません。加齢や運動不足によって、筋肉量が減ってしまうことは以前からよく知られていますが、近年では、これに加えて筋肉内にコラーゲンや脂肪などの筋線維以外の組織が増えるといった「質」の変化に注目が集まるようになってきたのです。このような筋肉の「質」の変化が起こると、イメージする動きと比べて精彩に欠けたり、さらには生活動作へも影響が生じたりする可能性が考えられます。

ー 筋肉の質を高めるには定期的に運動することをおすすめします

筋肉を鍛え始める年齢や時期には、遅過ぎるということはありません。適切な方法でトレーニングを行えば、筋肉が「効果」という答えを出してくれます。
筋トレと聞くと「きつい」「つらい」「続かない」というイメージがあるかもしれません。
しかし、以下のことを意識することで、からだの変化を感じることができ、モチベーションの維持・向上につながります。
・専門家のアドバイスを受ける
・専門書を読んで理解を深める
・運動日誌をつける
・体組成計で筋質点数や筋肉量を定期的にチェックする

ー “いそがしい”を言い訳にしない

忙しくて運動する時間がないという人も多いと思いますが、運動する時間を事前に1日のスケジュールに組み込むことをおすすめします。
その効果を確認するためにも、1日1回、体組成計に乗って筋質や筋肉量、体重などの変化を確認して、自身のからだと向き合う時間を持つことが大切です。