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2023.04.06
飛行機に乗るときの楽しみの一つが、機内食。機内食で航空会社を選ぶ人も多いのではないでしょうか。もちろん私もその一人です。私の場合、長距離フライトの時は特にその傾向が強くなります。 2023年3月に米国・カリフォルニア州への出張があり、SNSなどで「タニタカフェ監修の機内食がおいしかった」というコメントをいくつも見つけた私は、迷うことなく日本航空(JAL)を選びました。 これまで何度もタニタ食堂やタニタカフェのメニューを食べてきましたが、機内食は今回が初めて。店舗で食べていた味は、機内食としてどのように生まれ変わっているのでしょうか。今回は実際に食べてみた様子をリポートします。
合同会社サウザンスマイルズ
タニタのグループ会社。社名にもなっている「もうあと1000人を笑顔に」という理念のもと、ウェブサイトの運営やモジュールの開発などを行っています。
サウザンスマイルズ ウェブサイト:
タニタカフェ監修の機内食は、2021年からスタートしたタニタとJALのコラボレーション企画「カラダが喜ぶ Sky Wellness Kitchen(スカイ ウェルネス キッチン)」の一環。タニタとJALによる“空の上での健康づくり”の取り組みです。
食事の監修だけでなく、健康に役立つ情報を記載したリーフレットの配布や、座席で簡単にできるストレッチを提案する機内番組の提供など、 健康づくりを総合的にサポートする内容となっています。
タニタカフェ監修の機内食はすべての路線が対象とはなっていないため、念のため対象路線を確認しました。私が搭乗したロサンゼルス行きの便では、2回目の食事でタニタカフェ監修の機内食が提供されました。
ニューヨーク、ボストン、シカゴ、ダラス、ロサンゼルス、サンフランシスコ、サンディエゴ、シアトル、バンクーバー、ロンドン(JL43)、パリ、フランクフルト、ヘルシンキ、メルボルン行き
さて、お待ちかねの機内食の登場です。
2023年5月末ごろまで提供されている「ツナとあさりの雑穀入りショートパスタボウル~和風ジンジャーソース~」は、ランチボックスに入った「ツナとあさりの雑穀入りのショートパスタ」に、付属の「キャベツ入り和風ジンジャーパスタソース」と「パスタトッピング」を自分で入れて、混ぜて食べるスタイル。
▲運ばれてきた機内食
パスタには食物繊維が豊富なもち麦をフジッリと混ぜ合わせてあり、食べ応えも十分。
和だしをベースにしたパスタソースにはキャベツや千切りの生姜が入っていて、からだがほんのり温かくなる優しい味。
パスタのトッピングにはかつお節で味付けした大豆ミートやレンコン、枝豆、紫キャベツなど、そのままサラダとしても楽しめそうなデリ仕様。大人も子どもも楽しめるメニューでした。
▲混ぜる前の写真。具だくさんで、このまま食べてもおいしそう
▲デリの写真。機内食でシャキシャキしたものが食べられるってちょっと意外
野菜たっぷりの、見た目にも色鮮やかなパスタの後は、「オレンジゼリー ナタデココ入り」で口の中もサッパリ。機内食でここまで多くの種類の野菜が食べられるとは正直思っていなかったので、ちょっと感動しました。
タニタ食堂、タニタカフェといえば「噛む」要素。
たくさん噛むことで満腹中枢を刺激し、満足感を得られやすくするというタニタ流の調理法です。これがどこまで機内食で再現できているのかが気になっていました。
実際に食べてみると、パスタにはフジッリのほかにもち麦、千切りにしたにんじん、しめじが、パスタソースには千切りの生姜、タケノコが、デリには紫キャベツやレンコン、枝豆、ブロッコリーが。そしてデザートのゼリーにもしっかりナタデココが入っていました。噛ませる気、満々です。
正直に言うと機内食が運ばれてきたときは「ちょっと少なくない?」と思いましたが、しっかり噛む要素が入っていたため、おなかも心もいっぱいになりました。
▲デザートまで「噛ませるぞ!」という強い意志を感じました
食事といっしょに配布されたリーフレットには、機内のモニターで見られる「インフライトタニタ体操」のほか、自宅でできるストレッチや「タニタ体操」などの紹介も。
▲リーフレットはもちろん持ち帰れます
栄養満点の食事で、しっかりエネルギーチャージができました。
機内食のメニューは季節によって変わるそうなので、詳しくはJALのホームページをご確認ください。皆さんもすてきな空の旅を!
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