肥満の解消や適正体重の維持にかかわる研究・活動を支援 「公益信託 タニタ健康体重基金」2023年度の助成対象8件を決定

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健康総合企業の株式会社タニタ(東京都板橋区前野町1-14-2、社長・谷田千里)が創設した「公益信託 タニタ健康体重基金」の2023年度の助成対象者が決定しましたのでお知らせします。本基金は、肥満やこれに起因する生活習慣病をなくすための優れた研究や活動について助成するもので、生活者の健康増進と福祉の向上を目的に、タニタ設立50周年にあたる1994年に創設しました。29回目を迎える今回は19件の応募があり、多様性に富む先進的な研究テーマが多数寄せられました。学識経験者らからなる運営委員会の厳正な審査の結果、新規性が高く、肥満や肥満症の予防・解消への貢献が期待される研究として8件を助成対象に決めました。
助成対象者および助成対象の研究テーマは次の通りです(五十音順)。

 

研究助成
加藤 さやか(かとう さやか)氏
国立病院機構 京都医療センター 臨床研究センター 内分泌代謝高血圧研究部 流動研究員
「肥満症における減量治療抵抗性に関連する遺伝素因の同定、ポリジェニックリスクスコア(PRS)の構築と精密医療の確立」

 

金 鉉基(きむ ひょんぎ)氏
医療基盤・健康・栄養研究所 特任研究員
「概日活動リズムの乱れと肥満との関連」

 

迫田 秀之(さこだ ひでゆき)氏
宮崎大学 医学部 医学科 生体制御医学研究講座 准教授
「肥満症治療による減量時の骨格筋と脂肪量測定の意義とヘパトカインの変動解析」

 

沢谷 洋平(さわや ようへい)氏
国際医療福祉大学 保健医療学部 理学療法学科 講師
「早期発見・早期予防を目指したロコモティブシンドロームに関与する身体組成の探索」

 

田中 都(たなか みやこ)氏
名古屋大学 環境医学研究所 分子代謝医学分野 講師
「体重リバウンドと脂肪組織healthy expansionの新たな分子機構の解明」 

 

時田 佳治(ときた よしはる)氏
群馬医療福祉大学 医療技術学部 医療技術学科 臨床検査学専攻 准教授
「血中分泌型VLDL受容体と肥満との関係-分泌型VLDL受容体濃度は肥満予防介入の効果指標となりうるのか-」

 

平池 勇雄(ひらいけ ゆうた)氏
東京大学 保健・健康推進本部 助教、東京大学卓越研究員
「エネルギー消費の促進に基づく肥満の治療を目指した研究-褐色脂肪細胞の鍵因子NFIAの機能解析からバイオバンクまで-」

 

安河内 友世(やすこうち ともよ)氏   
九州大学大学院 歯学研究院 OBT研究センター PI、准教授
「胎内栄養環境が規定する肥満感受性エピゲノムの証明」

 

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