食事
2024.01.26
2月のイベントといえば、大切な人に思いを伝える「バレンタインデー」。 チョコレートなどのスイーツを口にする機会が増えますね。 ついついたくさん食べたくなりますが、健康的に楽しむためのポイントをご紹介します。
株式会社タニタ 管理栄養士 深澤 瞳
大学院でスポーツ栄養学を専攻。健康に関する仕事がしたいと考え、2021年に入社。現在は営業職として、一般消費者向けに商品の拡販を行っている。
一般的に、1日に取る間食のエネルギー量は200kcal程度が適量と言われています。
代表的なお菓子の200kcalの目安量は以下の通りです。
200kcalがどれくらいか、意識しながら食べてみてくださいね。
また、1日に食べ過ぎたからと言って、落ち込む必要はありません。
食べ過ぎた次の日は間食を控えるなど、長期的にみて食べ過ぎないようにすることが大切です。
人間には、体内時計をつかさどる遺伝子の1つであるBMAL1(ビーマルワン)という遺伝子があります。
これは、生活リズムを調節するタンパク質で、脂肪細胞の分化を促すことにより、脂肪を増加させます。BMAL1は1日の中でも発現量が大きく変動し、22時~2時の間に多く、14時~16時に少なくなります。
よく、夜食は太りやすいなどと言いますが、これは、BMAL1の発現量が関わっているといわれています。
よって、「3時のおやつ」は理にかなった間食の取り方なのです。
参考文献:
間食のエネルギー(カロリー),厚生労働省e-ヘルスネット,2019年
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-03-013.html
概日リズム調節における光と食事の影響に関する研究動向,日本生理人類学会誌,2019年
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjpa/24/1/24_1/_pdf
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