キリンビールでは、社員がいきいきと働くことができ、自ら考えて行動できるような職場を目指しています。その中で、生産現場、物流、営業などの部門の枠を越えて対話ができる「場づくり」を行っています。その場には社長も出席し対話の場を持つことで、現場とトップの距離が近くなりました。また、目の前にある自分の仕事だけを見ていると、その仕事の意味や目的を持ちにくいものです。そこで、さまざまな部門と交流する場を作ることで、全体の流れが見えてくるのです。自分の仕事が必ず次の工程の仲間につながり、最終的にはお客様のお手元に届き、笑顔で楽しんでいただける。その想像が出来るか出来ないかで、仕事への意識が変わってきます。目の前の仕事にも、より良く変化させられる点はないかを考えるようになるのです。
全国の支社や工場を支援しているので、出張は多いですね。今週も月曜は栃木、火曜は仙台、水曜は朝4時半起きで東京に戻ってきました。体力的にきつい仕事を乗り越えていくために、その日の疲れはその日に取ることがコツ。毎日ゆったりお風呂に入るようにしています。そうすると、ぐっすり深い眠りにつけるんですよ。社内外の仲間とお酒を飲みながらおいしい食事をすることが大好きで、ほぼ毎晩飲んでいますが、疲れをその日に取っているせいか、二日酔いもほとんどないですね。休日は温泉に行くのが楽しみです。年に5〜6回は遠方の温泉に行きますが、その時間がとれないときは近県の温泉を楽しんでいます。先日は日帰りドライブで箱根に行ってきました。温泉に浸かった後、おいしい食事と今春発売して今話題のノンアルコール・ビールテイスト飲料「キリン フリー」を飲んで帰って来ました。仕事とプライベート、両方の時間の充実を大切にしています。
自分を振り返る材料として、カロリズムはとても役立ちました。会議が多いのであまり動いていないと思っていましたが、平均1万歩以上は歩いていましたね。私の場合、ビールの杯数を減らすことは難しいですが、それならその分を歩こうかな、と思うようになりました。仕事帰りに、遠い方の駅を選んで歩いて帰ったときに、その成果が数値化されて確認できるのはうれしいですね。
もともと体重はけっこう変動する方です。昨年は、A3の紙に100gで1cmの体重グラフをつけていました。1kg減ると10cmも変わるので、やる気になるんですよ。半年ぐらい続けていましたね。それは友だちとやっていたから続けられたのだと思います。カロリズムのグラフは、そのときのことを思い出します。これも仲間と一緒に持つと、刺激しあえて面白いかもしれませんね。
社内外にネットワークを広げ、いろいろな人と関わる日々ですが、自分を見つめる時間も意識して取るようにしています。勢いよく進むのも大事ですが、どこかで立ち止まって現在の位置を確認するのは、次のステップのためには通らなければならないことだと思います。カロリズムは時間ごとの活動量がグラフで表示されるので、わかりやすく1日を振り返ることが出来、明日の行動に活かすことの出来るツールですね。
リーダーからいただいた一言で『ゴールは倒れ込むものではなく、駆け抜けるもの』という言葉があります。達成してバタッと倒れてしまうような状態では、本当のゴールではないということです。一つのゴールを超えたら、また次のステップに進めるような目標を考えていきたいですね。カロリズムを持つことも、体重を減らすことがゴールではなく、本当に望んでいるのはずっと健康でいられること。人とのつながりや仕事の幅を広げて、毎日を笑顔で楽しんでいきたいと思っています。いつもおいしく食べられて、おいしいお酒が飲める体力を保つために、カロリズムを活用していこうと思います。
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