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2023.07.24

希望する社員が、雇用契約から業務委託契約に切り替えて個人事業主(フリーランス)になって働く仕組み「日本活性化プロジェクト」を推進するなど、さまざまな働き方があるタニタ。一人ひとりが主体性をもって働き方を選択し、チャレンジを続けられる環境があります。 タニタで活躍するメンバーが今感じていること、目指しているものなどについてご紹介します。

タニタ公式ツイッター担当者
2008年新卒でタニタに入社。新事業推進部部長。アニメやキャラクター等のコラボ商品やツイッターの運営等を通して、タニタのファンづくりに取り組む。2017年から、日本活性化プロジェクトに参画。
現在、新規事業の企画・推進やSNSマーケティングを担当しています。2021年にはマネージャーになり、今年からは部長として、部員のマネジメントにも取り組んでいます。
そんな私が力を入れてきた仕事が、公式Twitterの運用と、そこから派生したさまざまな企画です。
Twitterを始めたのは、2011年。社長の「新しいことに積極的に挑戦してほしい」という言葉を受けて手探りでスタートし、「中の人」になって10年以上になります。
その10年で「タニタ史上前例のない取り組み」を実現でき、SNSの力を実感しました。
中でも印象に残っているのは、アニメ『TIGER & BUNNY』とのコラボした体組成計の商品化です。Twitterで版権元とつながることで商品化した初めての商品で、キャラクターの音声でナビゲーションする機能を搭載した体組成計を販売しました。
また2023年には、高校生の頃からファンだったロックバンド『the band apart』とのやりとりをきっかけに、彼らの地元である板橋区ともタッグを組んで、音楽イベント『ITaフェス』を開催。「音楽と健康」という新しい切り口のイベントを実現しました。
こういった企画を通じて、多くの方々に、趣味を楽しむ延長で体組成計に乗ってもらえたと感じています。普段は健康を意識する機会がない方にも、からだのことを考えるきっかけを提供できたんです。
タニタのミッションである「すべての人の健康習慣の継続をサポートすること」の実現にあたって可能性を感じられました。
働き方の観点では、「日本活性化プロジェクト」に参画し、個人事業主になったのが大きな転機でした。
30歳を過ぎた頃から「新しいことに挑戦したい」と考えていて。そんなときに本プロジェクトが始まると聞き、参加を決断。
社員というポジションにいて会社に甘えてしまう現状を打破し、「頑張らざるをえない環境」に身を置こうと決めました。
フリーランスになって変わったのは、働く場所の制限がなくなったこと、税金をはじめとしたお金の知識が増えたことなどが挙げられます。
それから、「個人事業主=さまざまな仕事を受けられる人」という認識を持ってもらえて、部門を超えて社内の幅広い人から声をかけられるように。「やれること」が増えた実感があります。
一方で、時間の使い方には悩みました。
試行錯誤を繰り返し、最終的に「最大のパフォーマンスを長期にわたって発揮できること」の重要性を実感。今は、無理をし過ぎずできる仕事量を強く意識して、仕事を受けるようになりました。
会社員であれば誰かが止めてくれますが、個人事業主は自己管理しなくてはなりませんから。
マネージャーになったのは、働くうえでの意識を変えたできごとでした。
自身のパフォーマンスを高めるだけでなく、チーム全体で力を発揮する方法を考えるようになりましたね。どうすれば部員ひとりひとりがスキルアップし、活躍できるか……より広い視野で成果を追いかけられるようになったと思います。
私にとって、働くこと=人生です。だからこそ、いつも自分がやりたいことを実現できるように行動を起こしてきました。これからも、やりたいと思ったことを形にし続けていきたいです。
そのためには、もっと成長しなければなりません。だから私は、選択を迫られたときには基本的に難しいほうを選びます。高いハードルを越えれば、問題を解決する力、目的を達成する力が磨かれ、「やりたいを叶える手段」が増えますからね。
また、自分のやりたいことを叶えてきた結果、多くの方々に影響を与えられたとも感じています。誰かの健康づくりのきっかけになる、すばらしい商品や企画を届けてきたと思っています。
世の中にいい影響を与えることは私にとって大切なモチベーションなので、今後もこだわっていきたいです。
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