「健康づくりは、はかることから始まる」うめきた温泉 蓮 Wellbeing ParkのMC-780A-N活用事例

2026.06.24

うめきた温泉 蓮 Wellbeing Parkの館内画像

「うめきた温泉 蓮 Wellbeing Park」は、温浴・運動・食事・精神・美容の5つのテーマを軸に、利用者のウェルビーイングを支援する健康増進施設です。 健康増進サロンにはタニタのプロフェッショナル体組成計「MC-780A-N」を4台導入。体組成測定を「からだの現在地を知る」入り口として位置づけ、1日最大200回に及ぶ測定を行っています。今回は、総支配人の藤立達哉さんに、体組成計を核とした健康づくりの取り組みについてお伺いしました。

プロフィール

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うめきた温泉 蓮 Wellbeing Park 総支配人 藤立 達哉さん

施設の責任者として、温浴、フィットネス、食事、美容、瞑想の5つのオペレーションを統括。提携医療機関・大学研究室との連携や健康イベントやセミナーの企画立案も自ら行っている。


うめきた温泉 蓮 Wellbeing Parkとは

――施設のコンセプトや、「健康増進施設」としての特徴について教えてください。


「うめきた温泉 蓮 Wellbeing Park」は、2025年3月21日にオープンした、世界的にも珍しいウェルビーイングを実践する健康増進施設です。「温泉」という施設名でありながら、私たちは単なる温浴施設ではなく、利用者様一人ひとりの健康を増進し、生活の質を高めることをミッションとしています。「健康増進施設」は、利用者様が自分のからだの状態を把握し、日常の行動を変えていくことに主眼を置いたものとして位置づけています。


また、厚生労働大臣認定の「温泉利用型健康増進施設」および「運動型健康増進施設」の2つの認定を取得しています。施設には有資格者が常駐し、温泉療養専門医監修による健康増進プログラムをご提案しています。来館された全ての方に、健康への意識や行動変容のきっかけを提供できる場を目指しています。


健康増進施設を支える、精度と信頼

――プロフェッショナル体組成計を導入するに至った背景を教えてください。


背景にあるのは、私たちの「測定があってこその健康増進施設」というシンプルな考えです。健康増進のために温浴や運動プログラムを行っても、からだの状態のビフォー・アフターが分からなければ、健康になっているかどうかも分かりません。からだの変化を定量的な数値という形で示すことができてこそ、利用者様は健康習慣の効果を実感でき、次の行動へとつながっていきます。

この信念のもと、オープン当初からプロフェッショナル体組成計の導入を決めました。
 

 

――数ある体組成計の中から、MC-780A-Nを選ばれた決め手を教えてください。


決め手は大きく2点です。1点目は、施設に導入しているテクノジム社のフィットネス機器に対応した「Technogym App」と連携できること。2点目は、細かな体組成測定項目と信頼できる測定データです。MC-780A-Nを「Technogym App」と連携させることで、自動でアプリに記録・分析することができます。これにより、施設内で測定した正確なデータを利用者様がいつでも確認できる形を実現しました。

 

他社の体組成計も検討しましたが、連携に課題があったため採用を見送りました。スタッフが自信を持って利用者様にお伝えできる精度の高い測定データを取得できることが、施設全体への信頼感にもつながっていると感じています。

うめきた温泉 蓮 Wellbeing Parkの館内画像

「からだの現在地」を知るための、4つのポイント

――利用者の方へアドバイスする際に、特に意識されていることはありますか?


体組成の測定は利用者様の任意のタイミングで行っていただいており、1日100回程度、多い日は200回ほどにもなります。アドバイスの前に必ずお聞きするのが、「数値(からだ)をどうしていきたいか」という利用者様のご希望です。
目標や想いをヒアリングした上で、測定データと照らし合わせながらアドバイスすることにより、自分事化して健康について考えていただけると考えています。

 

――アドバイスには、どのようなものがあるのでしょうか?


測定後のアドバイスで活用するのは、主に4つのポイントです。
1つ目は、右上に表示される「脂肪と筋肉量のバランスグラフ」。体重の数値だけで一喜一憂するのではなく、「体重は筋肉・脂肪・骨・水分・今日食べたものの合計ですから、このバランスを大切にしてください」という視点をお伝えしています。多くの利用者様にとって意識が変わるポイントです。


2つ目は「代謝ゾーン」。燃えやすい・普通・燃えにくいという3段階で判定して表示するもので、代謝の状態に応じて有酸素運動を提案したり、「40度で10分浸かる」などの温浴プログラムのアドバイスへとつなげたりしています。


3つ目は「からだのバランス」。左右の重心がどちらに偏っているかを示す指標で、「どちらか一方に重心があると腰痛や肩こり、ひどくなると頭痛にもつながりますよ」という話をすると、皆さんとても興味を持って聞いてくださいます。

からだの左右バランスが気になるご利用者様には、「信号待ちのときに反対側の足にも体重を乗せてみる、荷物を持つ手を変える」といった日常生活へのアドバイスを行い、改善行動を促しています。


4つ目は「下半身の筋肉量」。下半身の筋肉量は加齢に伴って減少していきます。フレイルやサルコペニアなどが気になってくる年齢の方にとって特に重要な指標で、水中ウォーキングなど全身の筋肉を満遍なく使えるプール利用へのスムーズなご案内にも活用しています。


また、部位別の結果をもとに利用者様からご要望やご意見をいただいた際には、パーソナルトレーニングのご提案もしています。

ヒアリングの様子

より多くの方に測定していただくために

――測定を日常の行動に組み込んでもらうため、どのような工夫をされていますか?


週に2日、「体組成計で測定したら抽選会に参加できる」という企画を実施しています。測定を日常の行動に組み込んでもらうための仕掛けで、利用者様が自分のからだを知るきっかけになればと考えています。

また、測定結果の印刷コストは施設が全額負担しており、利用者様に無料で測定する機会を提供し、利用者様が気軽に測定しやすい環境を整えています。

結果を印刷できるというメリット

――測定結果を紙で印刷できることのメリットを教えてください。


手渡しができる、ということが思った以上に喜ばれています。スタッフが一緒にデータを確認しながらアドバイスするほか、持ち帰って次回の来館時に比較される方もいらっしゃいます。四つ折りにした紙をわざわざ広げながら一緒に確認する――そういう場面が生まれるのが、紙ならではの良さですね。


『Technogym App』では測定データを折れ線グラフで継続管理でき、長期的な変化の把握に向いています。ただ、アプリの登録や利用にはデバイスの操作が必要になるため、人によってどうしてもハードルが生まれてしまいます。その点、紙は来館のたびにすぐ使える即時性が強みで、両者を補完的に使い分けています。


数値が生む自信と気づきが、健康につながる

――体組成計を継続的に活用される中で、利用者の方にはどのような反応がありますか?


継続的に通っていただいている利用者様は、定期的な測定を通じて「努力がちゃんと数値として表れた」という実感を得てくださっています。スタッフとその変化を一緒に喜ぶ場面がたくさんあって、その自信がさらなる積極的な運動習慣や、施設内のサービス利用の広がりへとつながっています。


初めて来館された利用者様にとっては、今日の数値が「次回また来て変化を確認したい」という動機づけになることを目指しています。まだ開業1年、これからリピートを重ねていただく中でどんな変化が生まれるのかとても楽しみです。

 


――今後、MC-780A-Nをどのように活用していきたいですか?


今後期待しているのは、医療面とのつながりです。ご利用者様が体組成測定の結果を主治医にご相談いただき、医師からの助言も参考にしながら、運動や温泉、生活習慣の見直しに取り組んでいただけるような流れが生まれれば、とても嬉しく思っています。

「今日の自分を知ること」から健康づくりは始まる。その考えはこれからも変わりません。体組成計は、健康を判断するための機械ではなく、ご自身の身体と向き合うきっかけをつくる存在です。これからも施設の入り口に置き続け、健康づくりの第一歩を支えていきたいと考えています。

 


――最後に、導入を検討している施設の方へメッセージをお願いします。


「数値が正確で、信用できるデータが取れること」、これが一番のポイントだと思っています。ウェルビーイングを真剣に考える施設にとって、からだを知るためのツールは不可欠です。MC-780A-Nを、健康づくりの入り口としてぜひ活用してみてください。

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