
食事
2026.01.08

年末年始を楽しく過ごした後、体重が増えてしまった経験がある人は多いのではないでしょうか。正月太りをリセットするための食事のポイントをご紹介します。

株式会社タニタ 管理栄養士 深澤 瞳
大学院でスポーツ栄養学を専攻。健康に関する仕事がしたいと考え、2021年に入社。現在は営業職として、一般消費者向けに商品の提案を行っている。
年末年始は贅沢な料理を食べる機会や家で過ごす時間が増えるので、どうしても体重が増えがち。一方で一時的な体重増加は、できるだけ早く食事と生活習慣を見直し、適正に改善することでリセットできるといわれています。
健康的に体重を戻すためには、各々のからだに合った「適量を食べる」ことが大切。「全く食べない」など極端な食事制限はリバウンドしやすくなるため注意が必要です。
最初は面倒かもしれませんが、食べたり作ったりするときに「はかる」ひと手間を加えることで自分の「適量」を把握できます。自宅にあるクッキングスケールを使ってはかってみましょう。
目分量でご飯をよそう人が多いと思いますが、知らず知らずのうちに量が多くなっている可能性も。まずは、自分がよそったご飯が何グラムかを確認してみましょう。加えて体調や体組成の変化をチェックすることで、自分に合ったご飯の量を見つけられます。
料理をする時、調味料をはかっていますか?油は1gあたり9kcalと高カロリーなので、取り過ぎに注意しましょう。
また令和5年「国民健康・栄養調査」によると日本人の食塩摂取量の平均値は9.8gで、日本人の食事摂取基準(2025年版)における成人の塩分摂取目標量よりも2g程度上回っています。調味料をはかる他、「塩分を取り過ぎているかも」と意識を向けることも大切です。
でも、味付けを最小限にしたら味気なくて、食事自体を楽しめないのは本末転倒。出汁やうま味(昆布や貝類、椎茸など)の他、ナッツや香味野菜、香辛料などを活用しながら、少しずつ薄味にトライしてみませんか?素材本来の味わいも感じやすくなります。
正月太りを解消したい人は、ぜひ「はかって食べる・作る」を実践してみてください。それだけではなかなか元に戻らないという人は、ウオーキングやストレッチなどで消費カロリーを増やすと◎
できる範囲で続けて、今年一年をヘルシーに過ごしましょう!
参考文献:
・令和5年「国民健康・栄養調査」の結果,報道発表資料,厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_45540.html
・日本人の食事摂取基準(2025年版),政策について,厚生労働省
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