
タニタの考える健康
2026.04.08

健康診断で尿酸値が高いと診断を受けたものの、からだがどんな状態なのか、何を改善すればよいのか分からないという人も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、毎日の食事や生活習慣で気を付けたいポイントについてご紹介します。

株式会社タニタ 管理栄養士 丹治 香理
食と健康に関する仕事がしたいと考え、2023年12月にタニタ入社。
現在は、タニタをより多くの方に知ってもらうべくWeb関連の業務に従事している。
尿酸とは、プリン体が肝臓で分解される過程で作られる物質です。
プリン体はDNAやRNAなどの遺伝子を構成する成分であり、私たちが生きていくためのエネルギー代謝にも関わる物質です。体内での産生や食事によって供給されたプリン体は、体内で役割を終えると最終的に尿酸へと分解され、からだの外へ排出されます。
通常、体内では尿酸を作る量と排出する量のバランスが保たれていますが、体内での尿酸の産生やプリン体の摂取が過剰になったり、排出する機能が低下したりしてバランスが崩れると、血清尿酸値の上昇を招いてしまいます。
血清尿酸値とは、血液中に含まれる尿酸濃度を指します。健康診断では、血清尿酸値が7.0mg/dLを超えると高尿酸血症と診断され、食事療法などの生活指導や薬物治療が行われます。
尿酸値が高くても、普段はこれといった自覚症状はありません。しかしこの状態が続くと、関節や足の指先などに尿酸の結晶が溜まっていき、それが炎症を起こすと「痛風」(痛風関節炎)という突然の激痛に変わります。
尿酸値の適正化には、適正体重の維持がとても大切です。肥満(インスリン抵抗性が高い状態)の解消により、尿酸値の改善が認められることが分かっています。
これを機に尿酸値をチェックしたり生活を見直したりして、からだを整えていきましょう。
※すでに医師や管理栄養士から指導を受けている場合は、その指示に従ってください。
参考文献:
・ 山岸良匡,高尿酸血症,健康日本21アクション支援システム~健康づくりサポートネット~,厚生労働省,2024年7月5日
https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/metabolic/m-05-007
・露木寛之,アルコールと高尿酸血症・痛風,健康日本21アクション支援システム~健康づくりサポートネット~,厚生労働省,2022年12月23日
https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/alcohol/a-01-012
・高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン第3版 追補版,一般社団法人日本痛風・核酸代謝学会,2022年3月7日
https://minds.jcqhc.or.jp/summary/c00476/
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