
食事
2025.12.29

日本国内ではほとんどの野菜の消費量が減少または横ばい傾向にある一方で、ブロッコリーは近年消費量が増加しています。このことから、2026年度より「指定野菜」に追加されることが決まり、話題となりました。今回は栄養価が高く使い勝手のよい「ブロッコリー」の魅力について紹介します。

株式会社タニタ 栄養研究所 管理栄養士
タニタ栄養研究所は、株式会社タニタやグループ会社の株式会社タニタ食堂、株式会社タニタフィッツミーに在籍する管理栄養士や栄養士などで構成する「食」と「栄養」の専門機関です。研究開発や食・運動のサービス提供で培ったノウハウを生かし、健康づくりやからだづくりに関するさまざまな情報を発信しています。
この他に、健康的なレシピの考案、サッカーチームや女子野球チームなどプロアスリートの栄養サポートにも取り組んでいます。
消費量が多い野菜または多くなることが見込まれ、国民の生活にとって特に重要な野菜として、国が「野菜生産出荷安定法」に基づいて指定しています。これは、野菜の価格を安定させ、消費者がいつでも手頃な価格で野菜を購入できるようにすることを目的としています。指定野菜として、以下の14品目が定められており、新たに指定されるのは1974年のじゃがいも以来半世紀ぶりです。
キャベツ、きゅうり、さといも、だいこん、トマト、なす、にんじん、ねぎ
白菜、ピーマン、レタス、たまねぎ、じゃがいも(ばれいしょ)、ほうれんそう
ブロッコリーは、欧米で「栄養宝石の冠(Crown of Jewel Nutrition)」という異名があるほど栄養価が高い野菜です。ブロッコリーに含まれる、代表的な栄養素を紹介します。
皮膚や骨、血管などを強く保つコラーゲンの生成を促進するほか、強い抗酸化作用によってからだを活性酸素から守ったり、免疫細胞の働きを助けて抵抗力を高めたりするといわれています。
可食部100g(生、小房3~4個程度)あたり食物繊維が5.1g含まれています。主に不溶性食物繊維を多く含んでおり、腸の蠕動運動を促して便秘を解消したり、血糖値の急激な上昇を抑制したりする効果が期待されます。
野菜の中では、比較的多く含まれています。ビタミンB6はたんぱく質の代謝や、脳内で情報を伝える「神経伝達物質」の合成、赤血球のヘモグロビン合成に不可欠です。
可食部100g(生)あたり220㎍と、野菜の中でもトップクラスの含有量です。赤血球や新しい細胞の生成を助けます。
ブロッコリーに含まれるビタミンCは、水に溶けやすく熱に弱い性質があります。そのため、蒸したり電子レンジで加熱したりすることで、ビタミンCが水に溶けだすことを防いだり、加熱時間を短縮できたりするので、効率よく栄養素を取れます。
そして、茎は加熱によって甘味が増します。硬い皮をむいた後、薄く切って炒めたり、煮込み料理に入れたり、ポタージュにしたりと使い方はさまざま。ぜひ試してみてください。
参考文献:
・野菜価格安定制度について,野菜のページ,農林水産省
https://www.maff.go.jp/j/seisan/ryutu/yasai/
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