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2026.10.31

タニタがサポートしている、プロバスケットボールクラブの横浜エクセレンス専属チアリーダーズ「ELEGANCE」。美しく健康的なからだづくりや日々のトレーニング内容の検討のために、すべてのチアリーダーがタニタのハイスペックモデルの体組成計「RD-803L/804L」を活用しています。 今回は、その活用方法や導入の狙いなどについて、チームのディレクターである津川槙梨奈さんに伺いました。
INDEX

ELEGANCE ディレクター 津川 槙梨奈さん
チーム全体のディレクションをはじめ、メンバーの育成、パフォーマンスの構成・演出、チーム運営、コンディションやからだづくりの管理など、ELEGANCEに関わる幅広い業務を担当している。
――初めに、ELEGANCEについて教えてください。
2021年に創設した横浜エクセレンス専属チアリーダーズです。
ホームゲームの観客動員、B.LEAGUEの普及につながる広報活動に従事しており、横浜エクセレンスブースター、EXsとともにホームゲームの一体感を作り出すエンターテインメントパフォーマンスを追求しています。
――「RD-803L/804L」を活用している理由を教えてください。
「チアリーダーはアスリート」という概念のもと活動をしています。そのため、ユニフォームを着用した際のビジュアルやからだのラインを整えるのはもちろんですが、それと同時に、日々の練習やパフォーマンスをやりきるための体力も大切です。
無理に体重を落とすのではなく、体脂肪率や筋肉量も確認し、体力を保ちながら健康的にからだを管理していく必要があると感じていました。
そして、メンバーによってからだの特徴や課題も異なります。そこで、一律の基準ではなく、一人ひとりに適した客観的な指標を設定し、そこに向けて調整していくために、タニタの体組成計を活用しています。
――「RD-803L/804L」のどのような点を評価されていますか?
体脂肪率や筋肉量、筋肉の質を左右部位別ではかれるところです。
チアはシチュエーションによって、利き脚ではない方の脚も利き脚と同様に動かさなければなりません。体組成データから、左右の力の差が数値で見えてくるので、トレーニング内容やからだの使い方の検討に役立っています。
また、短時間ではかれるところもポイントです。メンバーはELEGANCEとしての活動と仕事を両立していますが、「疲れが溜まっている時でもとりあえずはかる」という習慣を私生活の中に落とし込むことができています。
▲「RD-803L/804L」の初期設定をしている様子
――普段の体組成計やデータの活用方法について教えてください。
メンバー1人につき体組成計を1台支給し、自宅に置いて測定しており、最低でも週2回は体組成計に乗るように指導しています。
測定したデータはスマホアプリで管理できるので、過去のデータと比較しながら、メンバー自身でからだの変化をチェックし、必要に応じてディレクター間でも共有しています。
――タニタからの体組成に関するアドバイスはどのように活用されていますか?
クオーターごとにメンバーの体組成データを細かく分析し、グラフ化してもらっています。フィードバック会ではとくに、体力維持のための食事・体重管理方法について相談することが多いです。毎年、シーズンが始まると体重が落ちていってしまうメンバーがいるので、体力や集中力の低下を防ぐための提案やアドバイスをもらえることはとても助かっています。
例えば、1試合のパフォーマンスをこなす体力がないメンバーは「シーズン開幕前までにわざと体重を増やしておく」、体重の減少が目立つ選手には「1食あたりの食事量を増やしてみたり、補食の回数を増やしてみたりする」などの提案をいただいています。
「補食はようかんなどの、甘くカロリーの高い食品が良い。脂質不足を防ぐために、コーヒーにはココナッツオイルやオリーブオイルを入れて栄養確保を」など、具体的なアドバイスはメンバーにも伝えやすいので、非常にありがたいです。
▲体組成フィードバック会の様子
――特にチェックしている測定項目はなんですか?
体脂肪率と筋肉量です。体脂肪率については、からだのラインを整えることだけでなく、健康的にからだを管理するための指標として確認しています。
筋肉量については、パフォーマンスに必要な筋力があるか、トレーニングの成果が出ているかを確認するために見ています。特にチアリーダーは、ジャンプやキック、ターンなどの全身を使った動きが多いため、パフォーマンスを支える筋肉を維持・向上させていくことは欠かせません。
――“ビジュアルを整えるため”の体組成データの活用術について教えてください。
体組成データは、「体重を確認するための資料」として捉えるのではなく、健康的で美しく、良いパフォーマンスにもつながるからだをつくるための指標として活用しています。
チアリーダーとして大切なことは、からだを細くすることではなく、ユニフォームを美しく着こなしながら、力強くしなやかに動けるからだをつくることです。そのためには、体脂肪率や筋肉量の変化を追うことが必要不可欠です。体組成に変化があった時は、直近の食事内容やトレーニング量、睡眠・休養の質、メンタル面などの私生活と重ね合わせて振り返るようにしています。そうすることで、からだをベストコンディションへ持っていくために何をするべきかが見えてくるのです。
――もともとは津川さんもELEGANCEのチアリーダーだったとお聞きしました。現役時代はどのような体形管理をしていましたか?
私が現役の頃は、まだタニタからのサポートは受けておらず、毎月末に体重をはかるという形で体形管理をしていました。メンバーが一列に並んで順番に測定し、その結果をもとに体重の変化を確認していました。
当時は現在のように測定結果を表などで継続的に記録していく形ではなかったのですが、ディレクターとしてチームに戻った今は、体組成を定期的に測定し、数値の推移を見ながら一人ひとりのからだの状態を把握することを大切にしています。
「定量的な指標を持って指導したい」「ケガのない健康的なからだで、最高のパフォーマンスができるチームにしたい」という思いが、現在の体組成測定を取り入れたチームづくりにつながっています。
――「RD-803L/804L」を活用して、どのような指導ができていますか?
食事や体形管理、パフォーマンス力向上に向けての指導に説得力を持たせられています。
体組成データを活用することは、「体幹部の体脂肪率が増えているから、ユニフォームを着こなすためにも体脂肪率を落とそう」「体重は減っているが筋肉量も減ってしまっているため、ケガ予防や力強いパフォーマンスのためにも筋力UPを目指してほしい」など、具体的なアドバイスにつながります。
メンバーとしても体組成データがあることで、納得してこれらのアドバイスを取り入れることできています。
▲インタビューの様子
――体組成計を活用することで、選手の意識にどのような変化がありましたか?
メンバー一人ひとりが主体的にコンディションを整えていくという意識が高まったと感じています。
ELEGANCEではチームとして「自立」を大切にしており、誰かに管理してもらうのではなく、一人ひとりが自分のコンディションに責任を持つことを目指しています。体組成計での測定もその一つです。体組成データを活用することで、からだの状態を自分で把握し、食事やトレーニングの内容、休養の取り方について自ら進んで考え、行動するきっかけになっています。
例えば、以前は「やせるために食事を減らす」という考えになってしまう時がありましたが、筋肉量や体脂肪率を見ることで、必要な栄養を取りながらからだを整えていくことを意識できています。また、練習内容についてもただ量を増やすのではなく、筋質点数の推移を見ながら、疲労度に合わせてトレーニングと休養のバランスを考えられるようになりました。
――最後に、体組成計の導入を検討している指導者や、購入を検討しているチアリーダーに向けてメッセージをお願いします。
体組成計は「自分のからだを知り、向き合っていくためのツール」です。美しく健康的なボディラインを作るためには、体重だけでなく、見た目や自分の感覚だけでは分からないからだの内側まで意識することが重要です。「やせること」だけに向きがちな意識を、からだの中身に向けましょう。
体組成データは食事や練習内容を検討する材料になります。そして、調整した結果が数値として表れるので、からだづくりのモチベーション向上にもつながると思っています。
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