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食事

年末の飲み会を健康に楽しむために — “適正飲酒”と栄養のヒント

2025.11.13

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忘年会や新年会など、年末年始にかけてお酒やごちそうを囲む機会が増えていきます。つい食べ過ぎたり飲み過ぎたりして、体調を崩す人も少なくありません。そこで、飲み会を楽しみつつからだをいたわるための工夫について、3つの視点から紹介します。

プロフィール

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株式会社タニタ新商品推進部  タニタ栄養研究所  管理栄養士 井上 詩央里
2023年に入社し、開発職を経て現在は商品企画を担当。栄養に関する知見を生かしながら、タニタの「はかる」技術と組み合わせ、世代を問わず健康づくりに役立つ提案に取り組んでいる。
 


【事前に】適正飲酒の目安を知る

お酒はほどほどであれば楽しいものですが、飲み過ぎは生活習慣病や体調不良の原因になります。
適正な飲酒量は、純アルコールで1日約20g程度(ビール中瓶1本や日本酒1合に相当)が目安とされており、男性は44g以上、女性は22g以上の習慣的な飲酒で生活習慣病発症のリスクが高まると報告されています。飲み会が続く時期こそ、お酒を飲む量を意識することが大切です。


【当日は】栄養バランスを意識した“おつまみ選び”

お酒の席では、アルコールとの相性が良い揚げ物や濃い味付けの料理が並ぶことが多いですよね。からだの負担を減らすためには、肝臓の働きを助けるたんぱく質を含む豆腐や魚、卵、そして血糖値の急激な上昇を防ぐために食物繊維が豊富な野菜や海藻を取り入れるのがおすすめです。

さらに、空腹の状態でお酒を飲むと血中のアルコール濃度が急上昇し、酔いが回りやすくなります。お酒を飲む前におにぎりや果物を軽く食べておくことで、悪酔い防止に役立ちます。また、アルコールには利尿作用があるため、水やお茶を合間に飲むことで脱水や二日酔いの予防にも役立ちます。


【翌日以降の】リカバリーと休肝日の活用

お酒を飲んだ日の翌日は、胃腸を休めつつ栄養を補うことが大切です。雑炊や味噌汁など消化されやすい料理で水分とミネラルを補い、果物や野菜からビタミンCを補うと回復がスムーズになります。また、週に2日ほどの休肝日を設けると肝臓の負担を和らげ、体調のリズムを整える効果が期待できます。


年末の飲み会を健康に楽しむために

年末の飲み会を健やかに楽しむためには、①飲酒量を意識して適度に抑える②栄養バランスを考えておつまみを選ぶ③翌日のケアと休肝日を取り入れる-この3つがポイントです。楽しいひとときを過ごすために体調管理を意識し、健やかな年末年始を迎えましょう!

参考文献:
・健康日本21(第三次),厚生労働省 
https://www.mhlw.go.jp/www1/topics/kenko21_11/b5.html
・「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」,厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/001223643.pdf
 

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