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2023.07.24

希望する社員が、雇用契約から業務委託契約に切り替えて個人事業主(フリーランス)になって働く仕組み「日本活性化プロジェクト」を推進するなど、さまざまな働き方があるタニタ。一人ひとりが主体性をもって働き方を選択し、チャレンジを続けられる環境があります。 タニタで活躍するメンバーが今感じていること、目指しているものなどについてご紹介します。

TANITA Europe B.V. 駐在中 中野 俊太郎
2013年新卒で大手化粧品会社に就職し、国内での営業に従事。2018年タニタに入社。2020年から海外部に所属し、香港の現地法人のサポート及びアジア圏の新規国開拓。2023年春よりTANITA Europe B.V.に駐在を開始。
私は現在、ヨーロッパ拠点と本社とのパイプ役を担っています。
日本で発売される商品の情報を現地スタッフに共有し、その商品が「ヨーロッパ全域で販売する新商品」としてチャンスがあるかどうかをマーケティングメンバーと一緒に検討し、市場に送り出しています。
ヨーロッパでは、医療機関やフィットネスなどで使用される施設向けの商品の取り扱いがメインですが、新型コロナをきっかけに家庭用の体組成計への関心が高まりました。現在は新たに家庭用商品の売上を拡大することがミッションです。
タニタへの転職を決めたのは、社会人4年目を迎えたころ。
友人たちが次々と海外で仕事をするようになったタイミングで、「自分も海外で仕事をしたい」という想いが強くなっていました。
日本とは180度異なる働き方をしているという海外で働いてみたかったですし、私自身、幼少期の約7年をアメリカで過ごしていた経験があり、同じように海外で子どもを育てたいという思いも持っていました。
タニタには海外で働く機会があると聞いて、転職を決意しました。
タニタに転職して初めての海外営業は、トンガでの寄付活動でした。その後、インドやバングラデシュなどでの仕事も経験しています。
海外におけるタニタの認知度はまだ低いので、まず必要だったのが認知度の向上。ただ当時の実感としては、タニタというブランドを認知してもらう以前に、「健康とは何か?」という概念から伝えている感覚がありました。発展途上国では、健康に関する意識が日本と全く違ったからです。
日本でタニタの商品を売るのと同じ感覚でいては、海外では通用しないのだと学べて、非常に良い修行になりました。
現在の駐在先はオランダです。首都であるアムステルダムに駐在を開始して、ちょうど3週間が経過しました(2023年7月現在)。
特に日本との違いを感じるのは、働き方です。家族との時間を大切にする人が多く、在宅勤務を有効活用して、仕事と家族と過ごす時間のバランスを上手に取っている印象があります。
就業時間は9:00~17:00。その中での時間の使い方がとても上手です。
コミュニケーションが非常に盛んで、やり取りの密度が濃いというのでしょうか。その分仕事の時間を圧縮できていますし、人間関係も良好で、メンバーはみんな笑顔で仕事をしやすい環境です。
私自身も、仕事をする上では「笑顔」と「コミュニケーション」をとても大事にしています。スキルや知識は、後から付いてくるものですしね。
仲間が悩んでいたら笑顔とコミュニケーションで一緒に解決することを、TANITA Europeのメンバー全員が徹底しています。頼れる仲間がたくさんいるので、自分が落ち込んだときも一人で抱え込まず、なるべく周りに相談しています。
現在の働き方を実現するために、地道な努力やアピールも大事だったと感じています。
入社直後はタニタの商品知識を身に付けるために、2年ほど国内営業をしました。入社前から国内営業を経験した後、海外部に異動できると言われていました。とはいえ、本当にその通りになるか確証はありませんでしたから、海外で働きたいことを地道にアピールし続けました。
希望通りに海外部に異動して海外駐在ができたのは、タニタという会社の大き過ぎない規模感のおかげでもあります。地道に努力をすればチャンスが巡ってくるし、やる気があればチャレンジをさせてくれる環境だと感じています。
タニタに転職をして海外駐在の夢を叶えた私が働く理由は、家族と自分の成長のためです。「働かされている」という強制的な感覚でいるのは好きではありませんし、これまでのキャリアでそのような思いを抱いたことはありません。
人の健康づくりに携わって、自分の仕事を通じて人が健康的に変わっていく。そして、自分も変わっていく。
そんな、健康にまつわる変化が楽しいからこそ、私は今の仕事に就きました。
そういう意味で、今の私にとっての仕事は、楽しみながら力を注ぐ対象で、「趣味の延長」とも言えるかもしれません。
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