法務・知的財産部 鈴木 知美

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タニタの働き方~case3 動画制作でも活躍する法務・知的財産部員~

2023.07.24

法務・知的財産部 鈴木 知美

希望する社員が、雇用契約から業務委託契約に切り替えて個人事業主(フリーランス)になって働く仕組み「日本活性化プロジェクト」を推進するなど、さまざまな働き方があるタニタ。一人ひとりが主体性をもって働き方を選択し、チャレンジを続けられる環境があります。 タニタで活躍するメンバーが今感じていること、目指しているものなどについてご紹介します。

プロフィール

鈴木 知美 プロフィール画像

法務・知的財産部 鈴木 知美
2016年大学卒業後、自動車関係の会社に入社し、知的財産業務を経験。
2020年株式会社タニタに中途入社し、現在は、法務・知的財産部 知的財産課にて、特許や意匠の出願、調査、管理の仕事に従事。

特許や意匠の出願をとおして、開発者の想いまで守るのが私の仕事

私の主な業務は、特許や意匠の出願管理です。

担当した商品の一例を挙げると、体組成計「BC-333L」があります。


「BC-333L」は1台に4名のユーザーを登録できる体組成計で、自分以外のユーザーの測定頻度を確認できる機能を搭載しています(測定結果は見られません)。家族で1台を使っている場合は、この機能を活用すると、家族同士で「最近、体組成をはかっていないみたいだけどどうしたの?」と声をかけ合うことも可能になるんです。


特許を出願したこの機能は、「ユーザー間のコミュニケーションを促すことで、健康習慣づくりに貢献したい」という開発者の想いから生まれました。特許取得をとおして、会社の利益だけでなく、こうした「開発者の想い」まで守ることができると考えています。

 

会社の利益と開発者の想いをしっかり守っていくには、日頃から開発部など他部門との密な連携が欠かせません。コミュニケーションの中で技術や商品について理解を深め、開発者だけでは判断がつきにくい「どの機能が発明にあたり、特許を出願できるか」という点をしっかりと引き出すのが、私たち知的財産部門の役割です。

 

タニタは会社の規模があまり大きくないので、さまざまな情報が知的財産部門に届きやすいと感じています。

これからも、発明の種を見逃さないように目を光らせていきます!

法務・知的財産部 鈴木 知美

知的財産部門にいながら動画プロジェクトに携われることに「タニタらしさ」を実感

※タニタ動画プロジェクトとは…

2021年有志メンバーでスタート。商品やサービス、イベントなどを紹介するさまざまな動画を制作しタニタ公式YouTubeチャンネルで公開している

動画プロジェクトに携わるきっかけは、社内SNSで全社員向けに発信されたメンバー募集です。

私はもともとおしゃべりするのが好きですし、動画の企画や撮影、編集への興味もあったので、迷わず手を挙げました。


その募集を目にしたとき、改めて「タニタに入社してよかった」と感じましたね。知的財産部門の私が本プロジェクトに参加できるのは、タニタの規模感や社風ゆえだと思うからです。

規模の大きい会社だったら、広報など担当部門で完結してしまって、私はプロジェクトが始まることすら知らなかったかもしれません。また、知的財産部門の業務とは関係のない取り組みに参加することに対して、部署のメンバーから反対する声はまったくなく、こういった活動への参加を応援してくれています。

タニタ社員の魅力を動画で発信していきたい!

これまでのYouTubeチャンネルは、商品の説明をしたり、社長が登場したりする動画が多かったので、今後は会社や社員の魅力を伝える動画をもっとアップしたいと思っています。

タニタには、親しみやすく、個性が豊かでおもしろい社員がたくさんいるので、今まで打ち出せていなかったところもどんどん紹介していきたいですね。


ただ、必ずしも「私たちがいいと思う動画」の再生数が伸びるわけではないのが現実です。視聴者の興味やニーズをより深く考えながら、試行錯誤していかなければなりません。

難しいチャレンジですが、知的財産部門の業務とはまた違った楽しさ、やりがいを感じられています。

動画編集をしている様子

周りの同僚を支える仕事の先に、たくさんの方の健康があると信じている

これは仕事に限らずですが、人と接する際は、相手やその人のアイディアの「ポジティブな要素」に目を向けることを大切にしています。さらに、それを肯定するコミュニケーションをとるよう意識していますね。

そうすると、マイナスな部分を指摘するよりもずっと話が弾み、いい話を聞けることが多くなるんですよ。開発部と発明について話すときも、動画プロジェクトの企画の相談をするときも、「ここがおもしろいね!」というところから話を広げていきます。

 

また、私は「仕事=人の役に立つこと」だと思っていて。日々、新しいアイデアなどを発明したメンバーのためになりたいと考えながら働いています。

みなさん「ユーザーに健康になってほしい」という強い想いをもっているので、彼らを支えることで、ユーザーの役に立てると信じています。これからも、私のやり方でたくさんの方の健康づくりに貢献していきたいです!

  • 本コラムに記載されている情報は掲載日時点のものです。内容は予告なしに変更される可能性があります。あらかじめご了承ください。

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